レノボ・ジャパン株式会社

ビジネスデベロップメントマネージャー
石田 知行 様

PCやタブレット、サーバー製品など幅広いデバイスを提供するレノボ・ジャパン株式会社様。
Windows10搭載タブレット端末の拡販に向けて、免税セルフレジの開発を行いました。
同社のビジネスデベロップメントマネージャー 石田 知行氏に話を聞きました。

日本におけるレノボの活動

レノボ・ジャパン株式会社は、2005年から法人、個人向けのパソコン、タブレットの販売をおこなってきました。2014年にIBMからシステムXというサーバー製品を買収し、モトローラから携帯部門を買収するなど、サーバー製品からPC、ワークステーション、タブレット、モバイルと幅広いデバイスを提供しております。
同業他社も買収や統合、分社化など、企業のポートフォリオが変わりつつある中で、レノボという会社が一貫して変わらない姿勢は「ハードウェアのメーカーである」ということです。サーバー製品、法人向け、コンシューマー向けPC、Windowsタブレット、AndroidOSタブレットなど、お客様のニーズに応えられるような幅広い製品を取り揃えています。レノボはPCの世界シェアを世界で20%以上持っており、法人向けのThink製品は特に強いシェアを持っています。今後フォーカスしていくのはタブレット、サーバー製品です。私自身は法人向けタブレットの事業開発を担当しており、レノボのタブレットを拡販するための戦略として、パートナー企業様のユニークなソリューションを組み込んでレノボのタブレットの付加価値を高めようとしております。
特に法人向けに展開しているWindows 10が搭載されたThinkPAD10は、堅牢性、パフォーマンスに優れ、POSや文教など特定のインダストリーの要求に応えることができるタブレットです。

エスキュービズムを選択した理由は
「知名度」と「親和性の高さ」

レノボは法人向けのイベントに参加する機会が多くあり、タブレットを展示することが多いのです。やはりタブレットは注目を集めやすい商材ですし、見せ方によって非常に面白くできるんです。レノボ・ジャパン株式会社はハードウェアメーカーのため、ソフトウェアやソリューションを持っていないので、いかにその業界で強味を持つベンダーさんと組んでやっていくかがポイントになってきます。2016年3月のCloudDaysのイベントに出るときに、タブレットの展示で何かプラスアルファしたいという話になり、POSのいいソリューションを持っている会社はないかと社内で聞いたところ、業界的にも知名度があり、実績もあるエスキュービズムさんの名前が挙がりました。以前からお取引もありましたし、社内でも知っている人が多かったですね。
エスキュービズムさんが開発・提供しているOrangePOSはWindowsタブレットに既に対応していたため、ThinkPad10との親和性も高いなと感じました。レノボジャパンとしてはWindowsタブレットのThinkPad10を拡販していきたいので、一番相性のいいPOSアプリベンダーさんだと考えて選択しました。

明確なビジョン、アイデア、ソリューションが合致して
スピード開発

WindowsタブレットにPOSアプリをただインストールしただけでは面白くないので、何かプラスアルファが欲しいなと思っていました。一番最初の顔合わせで、CloudDaysへの出展を打診させていただいたのですが、その時点で「IoT事業で開発した免税セルフレジはどうですか」とすぐにご提案いただいたんですね。私ももともとインバウンド対策に興味があったので、すぐに「これだ!」と食いつかせていただきました。顔合わせ初日に、我々がやりたいこととエスキュービズムのソリューションが合致して、「何か面白いことができそうだな」と感じましたね。製品がユニークだったこと、エスキュービズムさんしか持っていないソリューションだったことで「これは絶対やりたい!」と思いました。営業的にもこれは売れると思いましたね。
あとオフィスの雰囲気も良くて、ワクワクする感じを受けました。「組んだら何か面白いことができるんじゃないか」と、これからのビジョンがぱっと浮かんだんですね。会社と会社ですが、パートナーを選ぶので、第一印象が良かったというのは重要でした。
また、レノボジャパンとしては観光業界向けの事業に注力していて、免税セルフレジというのはまさにインバウンド向けのソリューションですから、明確なビジョンとアイデアとソリューションがぴったり合った形ですね。悩むことなくすぐに開発が決定しました。普通ならもっと時間がかかるところですが、こんなにスムーズに決まることはほとんどないですね。
企画をスタートしたのが2015年の年末で、2016年1月~2016年3月で開発しました。イベントの開催が迫っていたので、時間はあまりありませんでしたが、ソフトの免税処理機能をWindows対応に、ハードをThinkPad10仕様にそれぞれカスタマイズしました。

ITの活用促進で社会問題の解決へ

とりあえず製品の形は作り上げることはできました。どうやって売っていくか、どうやって販路を築いていくかはこれからですね。もっと新しい商材も作りたいです。これからもイベントで展示させていただいて、認知度を上げていきたい。買っていただいたお客様に満足していただいて、売り抜くところまで一緒にやっていきたいですね。インバウンドの分野ではFintechの活用もありますし、指紋認証など、POSソリューションは新たなテクノロジーと組み合わせた展開が多いですので、やれることはいっぱいあるのではないかと思います。
インバウンド以外にも教育、エデュケーションの分野でもタブレットを拡販していきたいと考えています。政府の方針でもデジタル教科書やアクティブラーニングを導入していくと発表されていますから、タブレットを教育現場でも使っていただきたいですね。
また、タブレットを使ったワークスタイル変革も推進しています。労働時間の短縮のため、たとえば家族の介護と就業を両立するために、家で仕事をする方も増えてくるでしょう。そういった場合にタブレットを使って仕事をしていただくような提案を行っています。いつでもどこでもテレワークができるような環境にタブレットを活用して提案していきます。
ITをもっと活用促進したいというのがレノボ・ジャパンの方針です。PCやタブレットはだいぶ普及しましたが、それらはきちんと使われて活用されているのか?ITをもっと活用して、ライフスタイルや地域創生など、いろいろな社会問題を解決、貢献できるように会社として取り組んでいこうという姿勢で臨んでいます。
免税セルフレジはそういった社会問題の解決に役立つソリューションではないかと考えています。

* 記載されている会社名及び商品名/サービス名は、各社の商標または登録商標です。
* 製品の仕様は変更される可能性があります。

【会社概要】
社 名 : レノボ・ジャパン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 留目 真伸
所在地 : 東京都千代田区外神田四丁目14番1号 秋葉原UDX
設 立 : 2005年(平成17年)4月28日
資本金 : 1億円
Webサイト : http://www.lenovo.com/jp/ja/
事業内容: パーソナル・コンピューター・ ワークステーション・周辺機器などの、ハードウエア・ソフトウエアの研究・開発、並びに販売