大手2サイトから価格比較して経費予算内で備品購入できるグループ企業内専用のBtoB購入サイトを開発
大手物流企業グループ会社様
大手物流企業グループ会社様
グループ企業の日常業務を円滑に推し進めるための事務用品、販促品等の購入専用のECサイトを展開。日本全国津々浦々の5,000店を超える支店・拠点で日常的に利用される業務システムの一部として機能しています。
各支店、各部署に割り当てられた予算内での購買となるように、システム利用時のバジェットキャップ機能を用意している他、自社物流システムとの連携、一般コンシューマー向けのサービスよりも細かなステータス管理など、業務上利用しやすい、自社の強みを活かした内部ECシステムとして開発を行いました。
グループ企業全体の社員数が10万人を超え、日常的な事務用品の購入費用も非常に大規模な金額となっていた同社では、購入可能な商品カテゴリや種類そのものを増加させることで内部完結する購買数を増やすこと、そして購買にかかるコストをできる限り削減することが急務となっていました。
また、内部管理するにはあまりにも情報が多いため受注データの集計に一日以上の時間が必要で、タイムリーなデータ把握にも時間がかかっていたなど、多くの運用上の課題も存在していました。
他方、システム運用のためのリソースと人員は限られており、潤沢なリソースを使ってマンパワーで物事を解決することはできません。
これらの課題を解決するため、購買商品の提供、出荷自体は外部サイトとの連携で実現し、自サイトでは徹底的に購買の効率を向上させるということに主眼を置いたサービス・システム設計となっています。
在来のシステムでは、購買先は従来、外部カタログサイトとの連携が実施されていましたが、今回のリニューアルを機にと連携を実施。さらにはサイトを追加連携可能な設計とすることで、将来、別のオフィス用品サービス提供会社との接続も可能としています。
また、同様のカテゴリ、機能をもつ商品であれば、より価格の安い商品を購買する事ができるように、価格比較機能も搭載。価格比較による商品購入を可能にしたことで経費削減にもお役立ていただいています。
これらを中心とし、システム全体のモダナイゼーションを実施することで、受注情報の集計やレポーティング、把握などの時間も限りなくリアルタイムに近づけた他、多様な購買フローに対応することで、多数の拠点の様々な社員の利用にスムースに対応できるようになりました。